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外壁塗装 / 料金診断レポート

シリコン塗料2,500円/㎡は相場の上限|3つの条件で見分け方

無料で見積もりをチェックする方法も紹介

目次
  1. シリコン塗料の標準単価ライン(早見表)
  2. 2,500円が「妥当」になる3つの条件
  3. 2,500円が「割高」になるサイン
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  1. シリコン塗料の標準単価ライン(早見表)
  2. 2,500円が「妥当」になる3つの条件
  3. 条件①:塗料の銘柄が「高性能シリコン」系
  4. 条件②:「3回塗り」が書面に明記されている
  5. 条件③:塗料の使う量(缶の数)が書面にある
  6. 自分の見積書で1分判定するチェックフロー
  7. 2,500円が「割高」になるサイン
  8. 3,000円/㎡を超えたら「高すぎ」の注意ライン
  9. 単価が高くなりがちな3つのパターン
  10. 他社と比べるときに揃えておく3つの項目
  11. 関連記事
  12. みつもり鑑定で自動判定する
  13. よくある質問
  14. シリコン塗料の銘柄は何を選べば失敗しないですか
  15. ㎡単価が1,500円の見積書が来ました。安すぎませんか
  16. 「シリコン3回塗り」と書いてあれば信用していいですか
  17. シリコンとフッ素はどう使い分ければいいですか
  18. 「諸経費」が30万円あるのに、㎡単価も2,800円と高めです

シリコン塗料の見積書、㎡あたり 2,500円。 これって高いんでしょうか。

結論から書くと、2,500円は相場の上限寄りです。

ただ、ここで終わらないのが見積書のやっかいなところで、書かれている中身しだいで「妥当な値段」にも「割高」にも変わります。

見分けるポイントは3つ。

  • 塗料の銘柄が書いてあるか
  • 3回塗りと書いてあるか
  • 塗料の使う量(缶の数)が書いてあるか

この3つが書面で揃っていれば、㎡あたり2,500円はそのまま受けて大丈夫です。1つでも欠けていたら、もう一度業者に聞いておきましょう。

このページは特定業者の宣伝ではなく、シリコン塗料の㎡単価について、数字の根拠と見分け方を整理した記事です。


1シリコン塗料の標準単価ライン(早見表)

シリコン塗料の値段は㎡あたりいくら、で見ます。塗る面積が広いほど総額も増える、という単純な計算ですね。

同じ「シリコン」でも、種類と塗り方で値段はかなり変わります。だいたいの相場はこれくらい。

㎡あたり

どう見るか

〜1,800円

安すぎ。塗料の中身がごまかされていないか、水で薄められていないか確認

1,800〜2,000円

やや安め

2,000〜2,500円

相場の中心(一般シリコン+3回塗り)

2,500〜2,800円

やや高め(高性能の銘柄なら妥当)

2,800〜3,000円

高い。理由を聞いておく

3,000円〜

高すぎ。特別な事情がなければ要警戒

この表は、塗装面積120〜150㎡の2階建て(30坪くらい)を前提とした目安です。㎡あたり2,500円で塗装面積140㎡なら、外壁本体だけで約35万円。地域や家の状態でぶれます。


22,500円が「妥当」になる3つの条件

㎡あたり2,500円が妥当だと言えるのは、次の3つを満たすときです。3つそろえば妥当、1つでも欠けたら割高の可能性。

条件①:塗料の銘柄が「高性能シリコン」系

シリコンの中にもいくつか種類があって、ふつうのシリコンに比べると、

  • 汚れに強いタイプは、㎡単価で200〜300円ほど高くなる
  • 遮熱の機能がついているタイプは、さらに200〜300円ほど高くなる

これくらいが上乗せの目安です。見積書に銘柄(たとえば「日本ペイント パーフェクトトップ」)が書かれていれば、その銘柄をネットで検索して、メーカーの希望価格の範囲に入っているか確かめられます。

条件②:「3回塗り」が書面に明記されている

シリコン塗料が10〜13年もつ、というのは、メーカーが3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)を前提に出している数字です。

2回塗りで2,500円というのは、本来の性能を引き出せていないのに値段だけ高い状態。これは割高と判断していい根拠になります。

条件③:塗料の使う量(缶の数)が書面にある

業者が塗料を水で薄めすぎると、塗りが薄くなって、見た目の単価は同じでも品質が落ちます。これを「薄塗り」と呼びます。

防ぎ方は単純で、塗料の缶の数が見積書か別紙に書いてあるかを確認するだけ。水で薄める割合の目安は、水性シリコンで5〜10%ほどが正常範囲です。20%を超えると薄塗りの懸念があります(各メーカーのカタログに記載があります)。

缶の数の目安は、塗装面積140㎡で 15kg の塗料缶が6〜8缶くらい。30坪の戸建てなら、これに収まっていれば正常です。

自分の見積書で1分判定するチェックフロー

下の3つを順に確認すれば、自分の見積書の2,500円が妥当かが見分けられます。

ステップ

確認すること

YES

NO

塗料の銘柄が書面にあるか

→ ② へ

銘柄を明記する他社の見積書と比べる

「3回塗り」が書面にあるか

→ ③ へ

工程を明記する他社の見積書と比べる

塗料の缶の数が書面にあるか

✅ 妥当

缶数まで出す他社の見積書と比べる

3つすべてが書面で明示されていれば、㎡あたり2,500円は受けてOK。1つでも欠けていれば、別の業者からも見積もりを取って、中身を並べて比べておくのが安全です。

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32,500円が「割高」になるサイン

逆に、次のサインが見積書に出ていたら、同じ2,500円でも割高の可能性が高くなります。

サイン

中身

塗装回数が2回のみ

工程を省いているのに値段は3回塗りと同じ

銘柄が「シリコン塗料」とだけ書いてある

種類が分からない。安いシリコンを高く売っている可能性

塗料の使う量の記載がない

量を減らして利益を増やしやすい状態

「諸経費」と「現場管理費」が両方ある

同じ性質の費用を2回請求している可能性

2つ以上当てはまっていれば、相場より15〜25%ほど高い見積書になっているかもしれません。別の業者からも見積もりを取って、中身を並べて比べてみると、上乗せ分が見えてきます。

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43,000円/㎡を超えたら「高すぎ」の注意ライン

㎡あたり3,000円を超えるシリコンの見積書は、次のどれかが当てはまることが多いです。

  • 営業マンの人件費や広告費が単価に乗っている(訪問販売や大手リフォーム会社で起きやすい)
  • フッ素や無機塗料に近い値段だが、中身は安いシリコンを高級品として売っている
  • 「3回塗り保証」が口頭のみで書面に残らない(口頭の約束は守らなくても業者に罰則がありません)

この値段帯になっていたら、他の業者からも見積もりを取って比べておくのが現実的です。銘柄・塗装回数・使う量・保証年数まで書面で出してくる業者と並べて見ると、3,000円の中身が妥当か割高かが、相場の側から判断できます。

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5単価が高くなりがちな3つのパターン

シリコン塗料の㎡単価が相場より高くなる、業者側の事情を整理しておきます。

① 営業や広告のコストが単価に乗っている

訪問販売や大手リフォーム会社で起きやすいパターン。営業マンへの報酬、テレビ CM、チラシの費用が、㎡単価に少しずつ乗っています。地元の塗装専門店からも相見積もりを取って、単価の差を見ておくと、上乗せ分が見えてきます。

② 「現場管理費」が2回請求されている

たとえば「諸経費10万円」と「現場管理費8万円」が別の項目で並んでいて、㎡単価にも同じ管理費が入っている、というケース。別の業者の見積書と並べて比べると、重複している費用が一目で見えてきます。

③ 「長期保証」を理由に単価が高い

「うちは15年保証だから㎡あたり3,000円です」と言われたとき、保証の中身が口頭だけだったら要注意。保証年数・対象部位・無償で直してもらえる条件・業者の連絡先、この4つが書面で揃っていなければ、上乗せの根拠としては弱いです。


6他社と比べるときに揃えておく3つの項目

シリコン塗料の㎡単価を相見積もりで比べるなら、次の3つを揃えてから比較してください。

  1. 1塗料の銘柄を1つに揃える(たとえば「日本ペイント パーフェクトトップ」)
  2. 2塗装回数を揃える(3回塗りで)
  3. 3塗装面積の㎡数を揃える(同じ家のはずなのに業者間で20㎡以上の差があるなら、面積の測り方に問題)

たとえば、こんな見積書が3社から届いたとします。

  • A社シリコン㎡2,200円 × 塗装面積140㎡ × 3回塗り = 308,000円
  • B社シリコン㎡2,500円 × 塗装面積150㎡ × 3回塗り = 375,000円
  • C社シリコン㎡2,800円 × 塗装面積140㎡ × 2回塗り = 392,000円

このとき、3回塗りで単価も妥当な A社が一番ねらい目。B社は単価がやや高めですが工程は3回塗りで合格圏。C社は2回塗りなので、シリコン本来の耐用年数を引き出せず、値段だけ高い割高判定になります。

A社と B社で塗装面積に10㎡の差があるのは、軒天や雨樋を含むかどうかという、面積の測り方の違いが主な理由です。現地調査の精度も併せて確認してから決めましょう。

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7関連記事


8みつもり鑑定で自動判定する

ここまで読んでも自分の見積書が妥当か迷う場合は、「みつもり鑑定」で自動的にスコア化できます。

塗装面積・塗装回数・塗料の銘柄を入力すると、5項目の妥当性スコアと一緒に、外壁本体の単価が相場ラインから何%ずれているかが数値で表示されます。

たとえば「シリコン㎡2,500円・3回塗り・銘柄記載なし」と入力すると、「単価は相場の上限寄り。ただし銘柄の記載がないため判定不能。業者に銘柄を書いてもらってください」と即時に出ます。

鑑定結果は、業者への値引き交渉や、相見積もりを取るときの比較資料として、そのまま使えます。

→ みつもり鑑定の使い方を詳しく見る

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9よくある質問

シリコン塗料の銘柄は何を選べば失敗しないですか

代表的な高性能シリコンには、関西ペイントの「アレスダイナミックトップ」、日本ペイントの「パーフェクトトップ」、エスケー化研の「クリーンマイルドシリコン」などがあります。銘柄を指定したうえで相見積もりを取ると、業者ごとの単価が比較しやすくなります。

㎡単価が1,500円の見積書が来ました。安すぎませんか

安すぎる懸念があります。シリコン塗料を正規の値段で仕入れて3回塗りで施工した場合、㎡単価で1,800円を切るのは難しいためです。安い塗料をシリコンと偽る、塗料を水で薄めすぎる、2回塗りに省略する、このあたりが疑われます。

「シリコン3回塗り」と書いてあれば信用していいですか

書面で塗料の使う量や缶の数も書かれているかを確認してください。「3回塗り」とだけ書かれていて使う量の記載がない場合、水で薄められて実質2回塗りと同じ、というケースもあります。

シリコンとフッ素はどう使い分ければいいですか

シリコンの耐用年数は10〜13年、フッ素は15〜20年が目安です。次の塗り替えまで10年以上住む予定ならシリコン、15年以上ならフッ素、というのが費用を抑える目安になります。

「諸経費」が30万円あるのに、㎡単価も2,800円と高めです

諸経費と㎡単価の両方が高いときは、現場管理費が2回請求されている可能性があります。別の業者からも見積もりを取って、諸経費の内訳と㎡単価の中身を並べて比べると、重複が一目で見えてきます。


この記事の前提:単価の数字は、塗料メーカーが公表している希望価格と、複数の塗装業者が公開している料金表の中央値をもとに算出した参考値です。地域・現場条件・時期で実際の費用は変わります。最終的な判断は、複数業者の見積もりと現地調査をもとに行ってください。

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